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東方関係の二次創作の絵置き場です。大抵の絵から百合臭がしますので、苦手な方は速効逃げてください。ほのぼの・ギャグ系多めです。ピクシブの方がメインだったりもします。
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そそわジェネリック投稿済

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星 命蓮寺組の皆さん+他 ダメ虎かもしれない


続きは収納
※これは下の方にある「今日の寅丸星はいつもと違う。」の続きです。
 そっちを先にみないと物語が分からないかもしれないです。




















「えぇと、つまりカリスマアガルンダ―がもっとたくさん欲しいと」
「その通りです」

永遠亭の一室で向かい合って座っているのは不老不死である天才薬師の永琳と、毘沙門天の代理である星だ。
永琳は面白そうな顔で星の事を見つめているが、星の方はこんにゃくのようなまじめな顔つきで真剣に願い出ている。
真面目な顔なのに威圧感が無いと言う意味だ、別に顔がふやけているわけではない念のため。

「あれさえあれば、私はダメ虎じゃなくなる事が出来るんです! 実際前に飲んだ時にはカリスマ虎で一日過ごせましたから!」
「そうねぇ。でもあの薬、カリスマが下がる反動がなかったかしら?」

永琳にそう聞かれた途端、押し黙る星。
口元を引き結び、何かに耐えるように体をフルフル震わせていたが、やがてゆっくりと口を開いた。

「…………えぇ、ありました。それはもう、後で思い返すと黒歴史のオンパレードだと感じるような出来事ばかりの一日が続きましたとも。聖の書物の上で墨をぶちまけたり、村紗のアンカーを自分のお腹の上に倒してみたり。挙句の果てに縁側でこけて弁慶の泣き所と鼻を強打し、転げ回った後に急いで説法の場所に行ってみれば信者さん方から『毘沙門天様、鼻血が!』と突っ込まれて……! 代理失格です! それだけじゃなくて他にも色々……あぁ、でも寝る前にナズーリンがガラガラを持ち出してべそをかく私をあやしてくれたのはちょっとだけ嬉しかっ……いえ、つまりそういう事です。反動はしっかりありました」

永琳が生温か~~い目をして星の事を見ているのに気付き、星は途中で話を切り上げる。
『いいのよ、全部分かっているから』という笑顔を前面に浮かべながら頷き永琳は腕を組む。
それこそ見る人が見れば、神か仏の再来だ、と言ってしまいそうな笑みである。
もちろん別角度から見る人が見れば、面白がっているとしか思えない、と言うだろうが。

「そう、じゃああの薬の事はよく知っているわけね。反動の恐ろしさもよくわかってる。なのになぜ欲しがるの?」
「あの薬の効力は一日で切れる。ならたくさん持って、毎日飲めば反動が来ないんじゃないかと思いまして」

星の理屈になるほど、と永琳が頷く。
なるほど、さすがは噂で聞き伝わっている毘沙門天の代理。
薬の事をよく知らないうえに、どこか抜けているとしか思えないうっかりさはさすがすぎる。

「残念だけど無理ね」
「なぜですか!?」
「薬っていうのは飲み続けると効果が現れにくくなっていくものなのよ。どんな薬でもね。もちろんカリスマアガルンダ―も例外ではないわよ、飲み続ければ効果は表れなくなっていく。それになにより」
「なにより?」
「そんな大量のカリスマアガルンダ―、永遠亭にないもの」

にっこりと言い切った永琳の前で、床に崩れ落ちて頭を抱える星。
その背中からは真っ黒いオーラが漂ってきて、ぶつぶつと「私はダメ虎……ダメ虎……」と呟いている。
正直怖い。落ち込みっぷりが半端ない。
このまま帰したら命蓮寺の星の保護者達から何を言われるか分かったものではない。

どうしようかと考え込む永琳の頭の中に、ふと閃くものがよぎった。

「ちょっと待って。………………あぁ、あったわ」

永琳は立ちあがり薬品の並ぶ棚をごそごそと捜索して、一つの瓶を持ち出してきた。

「これはカリスマアガルンダ―と違って、カリスマが上がるんだけど反動は少ない薬なの。試作品だからお代は結構よ。ただ注意して欲しいのが……」
「本当ですか!? ありがとうございます! ありがとうございます!」

よっぽどうれしかったのだろう、永琳の説明途中で星は瓶をもぎ取り目を輝かせながら大きな声で礼を言い、突風のように永琳の目の前から消え去っていった。

「……行っちゃった。肝心な部分の説明をしてないのに。ま、一応ラベル貼ってあるし大丈夫でしょ」

保護者さん達も大変ね、あれじゃあと思いながら永琳は苦笑を浮かべた。














「今日のお昼はオムライスにしようと思うの。二人ともお手伝いありがとうね」
「当然の事ですよ、聖」
「まぁ、暇だからね。これくらいは手伝うさ」

ピンクのフリフリエプロンをつけて台所の前に立っているのは聖で、その脇に星とナズーリンが控えている。

ここ、命蓮寺では聖たっての願いで食事の支度は当番制となっている。
星や村紗や一輪が聖にそんな事させるわけにはいかないと随分抵抗したのだが、聖に『私だって料理がしたいのよ』と上目遣いでお願いされ、三人とも撃沈した。
その後、自分で調達してきたらしいピンクのフリフリエプロンを装着し鼻歌まじりに料理をする聖の姿が度々目撃されている。
その姿を見て、合法的に可愛いエプロンを着けたいからああいう提案をしたのではないかと疑うものもいたが、真相のほどは定かではない。
誰が疑っているかって? その真相は皆の心の深層の中に。

「じゃあ先に中身のケチャップライスを作っちゃいましょう。星はこっちの野菜を洗って、ナズーリンはあっちのお米の用意をしてね」

言われたとおりに動き始める二人をみて、聖も自分で準備に取り掛かる。
その中でふと星が動きを止めた。

「あぁ、そういえば少し用事ができました。急いで行ってくるので、ナズーリン、聖の手伝いをよろしくお願いします」
「用事で出かける? 朝方にもご主人は竹林の方へ出かけたよね。何か忘れ物かい?」
「そういう訳ではありません。ご飯の用意が終わる前までには帰ってきますよ。申し訳ありません、聖。少し行ってきます」
「気にしないで、星。いってらっしゃい」

星は頷いて、いってきますと言うとそのままどこかへ出かけて行った。
そのまま料理を再開する聖とナズーリン。
お米を炊いて、野菜を切って、炊けたご飯と野菜をいためて味付けする。
さすがの熟練された手際で、聖とナズーリンはふんわりほわほわのケチャップライスを完成させた。

「さて、後は卵で包むだけね。ひの、ふの……あら!」
「どうしたんだい、聖」
「卵の数が足りないのよ。困ったわ、これじゃあ全員分のオムライスが出来ないわ」

ナズーリンは卵が入っている籠をみて、数をかぞえてみるが確かに卵の数が足りない。
卵が無いなら買ってくればいいじゃない!と言う人もいるかもしれないが、命蓮寺から人里までは結構あり今から行くとなるとケチャップライスが冷めてしまう。
卵が無いならこの場で産めばいいじゃない!という人の意見はもちろん論外である。
これは誰かにケチャップライスのままで我慢してもらうしかないかと、二人が話し合っていた時に、星の声が聞こえてきた。

「ただいま帰りました。よかった、間に合ったようですね、はい、これ卵です」

そういうと机の上に袋をどさっと置いた。

二人は固まった。がっちんがっちんに固まった。目の前の現実に驚きすぎた。

「どうしました、二人とも。そんなありえないものを見たような顔をして」
「あ、え、いえ、ちょっと……ところで星、その袋の中身って」
「ですから卵です。用意している時に気になって卵の数を数えてみたら人数分無かったので、急いで人里に行って買ってきたんですよ」

照れたように言う毘沙門天代理を見て、あり得ないという思いに取りつかれる聖とナズーリン。
星がそんなに気がきく訳がない。いつもだったら卵の数なんて全力スル―、聖に頼まれた事を全力でやって全力で失敗するのがオチだというのに。
それにあの出かける時のさりげなさは、今思い返すとまるで紳士のようではないか。
紳士なんて太陽と吸血鬼くらい星と縁遠く、かつ近づくのが難しい存在のはずだ。

「すみません、急いで行ってきたので少々汗をかきました。着替えてくるので、後の準備は任せていいですか? あ、それと皆もついでに呼んできます」

頭が全く働かない二人がかくかくと問われるままに頷くのを見て、星はにっこりとした笑みを残し自室へと向かって行った。
しばらくたった後に呆然としていた意識がようやく二人の元へ帰ってくる。

「ご主人は、どうしたっていうんだ……」
「……わからないわ、私にもさっぱり」

二人の混乱している頭と体は、現実から逃げるように料理の続きをしようと無意識のうちに星が持ち帰ってきた袋を開けた。

「あ」
「お」

袋の中をみて声をあげたあと、二人は目線を合わせて一つ大きく頷く。
文字通り飛ぶようにして急いで帰ってきたせいであろう、袋の中で軒並み全部つぶれている卵を見て聖とナズーリンは思った。

今日の星は何故か気がきいた、しかしやっぱり星は星だ、と。














「こういう所に種を仕込んどけば誰かが驚くかもしれないでしょ?」
「へぇ~、なるほど、やっぱり勉強になるなぁ」

命蓮寺の一角で正体不明の種をせっせとばら撒いているのはぬえと小傘である。
今日は小傘を相手に定期的に開かれる、『ぬえ先生の誰にでも出来る悪戯珍道中~ドキッ!種だらけの講習会、ポロリもあるよ!~』の真っ最中のようだ。
ちなみにポロリというのは正体不明の種を落とす擬音語だ。
決してやましい意味では無い。ないったらない。

「は~い、先生! この座布団に種を仕込んでみて、誰かを驚かせてみるっていうのはどうでしょうか」
「おぉ、いい案ね、生徒くん。じゃあ早速仕込んで様子を見てみましょ。しかし生徒くん、最近は思いつく悪戯のレベルも上がってきて先生は嬉しい限りだわ」
「そんな……わちきがここまでなれたのは、ぬえ先生の教えのおかげです! 人間の事を驚かせられる頻度も上がって来ているし感謝してもしきれません!」
「うんうん……こんなに慕ってくれる生徒をもてて私は幸せよ」
「せんせーーーーい!」

悪戯する予定の座布団の前でがっちり抱擁し合う二人。
何故か昼間だと言うのに背景が夕方になり、どこからともなく「仰げば尊し」が流れてくる。もちろん幻覚に幻聴だ。
どうやら悪戯が楽しすぎてテンションが天井をぶち破ってどっかに行ってしまったようである。
しばらくそのままだった二人だが、やがて抱擁をとくと座布団の方へ向き直る。

「さて、では生徒くんが思いついた悪戯を実行してみましょ」
「はい先生!」

「二人ともこんな所で何してるんですか?」

いきなり後ろから肩に手がおかれ、聞こえてきた声にぬえと小傘は飛びあがって驚いた。
だがぬえはこういう場面にすぐに冷静さを取り戻す事が出来る場数を踏んでいるので、あっというまに飛び跳ねた心臓を落ちつけ状況の分析を始めた。
①今後ろから聞こえてきた声は星だ。
②大丈夫、どうやら事前の会話は聞かれていない。
③それに星であったのなら簡単にコロリと騙せる。
以上、思考秒数1.4秒の早業である。
さらにこういう時焦るとロクな事がないのも経験を通じて知っていたため、ぬえはそのままでゆっくりと、努めてゆっくりとした口調で話し始める。

「何って、ほら、座布団運びよ。私たちはこれから聖の説法を聞きに来る信者さん方のために座布団の準備をしようと思ってね。今日は是非ともいい事をしたい気分なのよ。ねぇ、小傘?」
「え、え、あ、う、うん! そうそう、わちきもたまにはいい事しようと思って……」
「ほぅ、そうですか。それはいい心がけですね。では折角ですから二人には座布団運びを全部終わらせて頂きましょうか。お昼の聖の特製オムライス、冷めてしまうかもしれませんが。でもそんなにやる気なら仕方ありませんよね」

ぐっと言葉に詰まる二人。
聖の特製オムライスといえば命蓮寺で人気ご飯のツートップの肩割れである。
ぬえはもちろんのこと、小傘も人の驚きを糧にしているとはいえ、普通に食事をとる事が出来るし味も分かるし命蓮寺でたまに食べるご飯をとても楽しみにしている節があるため、聖特製オムライスなんて言われたら、そりゃもう生唾もんである。
しかし、今、星に対して反論できない。
背後から感じる見えない威圧感のようなものがあり、これ以上の言い訳を許そうとしないのだ。
ゆっくりとほほを流れる汗を感じながら、ぬえは肉食獣に首根っこを掴まれているような錯覚を起こし、小傘に至っては小刻みに体を震わせている。
そんなはずはない、背後に居るのはあの子猫のような寅丸星であるはずなのに。

「では二人とも準備をよろしくお願いします。急いでやればお昼に間に合うかもしれませんよ」

そういって星はぬえと小傘の肩から手を離した。
二人は恐る恐る背後を見やる。
星は部屋の出口に向かって立ち去りかけていたが、ふと思い返したように二人の方をふりむいた。

「そうそう、悪戯も程々にしといた方がいいですよ。御仏はいつでも見守っているのですから」

口元からちろりと犬歯をのぞかせて軽やかに笑いそのまま出ていく星を、ポカンと見送るぬえと小傘。
最後の口ぶりからすると、いつもの簡単にだまされる星とは違い、最初から罰を与えるつもりで会話を誘導していたようである。
そんな器用な事、星ができるはずはない。
出来るはずはないのだが、あれは紛れもない本物の星だ。偽物ではない。
先程正体不明の種を植え付けた聖のフリフリピンクエプロンをいつもの服の上に着ていた星の姿を思い出してぬえと小傘は思った。

今日の星は何故か怖かった、しかし悪戯に引っかかるのはいつもと変わらない、と。













「あぁもう! どこに居るの!? さっぱり分かんないよ!」
「落ち着いて、村紗。焦ってもいい事はないわ。でも本当にどこなのかしら……!」

川の中に膝までつかり村紗と一輪が、血眼になって何かを探している。

命蓮寺のすぐ近くには大き目の川が流れていて魚釣りや水遊びを行う事が出来るため、説法を聞きに来た親と一緒に命蓮寺にやってきた子供が、説法の間この川で遊ぶ事がある。
しかしこの川、流れは穏やかであるのだが浅い部分が一気に深くなるような川底の形をしているため、川の中に入るのは危険だ。
だからもし川で遊ぶ場合はその時に手の空いている命蓮寺のメンバーの誰かが、常に子供達のそばに居る事になっている。

だが今日はどうやら子供が勝手に川で遊んでいた。
おそらく命蓮寺に来るのが初めてで、川が危険な事を知らなかったのだろう。
一人で遊んでいてそのまま足を滑らせるかなにかして、川の中に落ちてしまったようである。
村紗と一輪はその時の悲鳴と水がはねる音を耳にして急いで川へとやってきたのだ。
二人が駆け付けてきたときには子供はすでに水の中に沈んでしまっており、どこに居るのか見つける事が出来ない。
おりしも昨日の夜降り続いた雨のせいで、川の水がやや濁りそれも発見を難しくしている要因だ。

「どうしよう、どうしよう……私泳げないし……あ! そうだ、雲山は!?」
「雲山は気体よ、水の中には入れないわ。それにもし潜ってもこの濁り方だと、どこにいるかを見つけるのはほぼ不可能よ……っ!」
「そんなっ!」

絶望を顔に浮かべる村紗と、こぶしを握り締めて歯を食いしばっている一輪。
子供が沈んでしまってから時間が立ってきているので、このままでは子供の命が危ない。
しかしどうせよというのだ。

と、無力感に打ちひしがれる二人のそばを何かが飛んでいき、勢いよく水の中に飛び込んだ。

「な、あれは!?」
「星!?」

一瞬しか見えなかったが、水をはね上げて水中へと潜ったのは確かに星である。
なんだって星が急に…、と混乱に陥る二人であったがそのまま星が水の中から出てこないのをみて徐々に焦りだす。

「ね、ねぇ、一輪、星って泳げたっけ?」
「わ、わかんないわ……まさか星まで!?」

悪い想像をして顔が一層青白くなってく二人の目の前で、いきなり水中から星が何かを抱えて飛び出してくる。
どうやら抱えているのは溺れていた子供の様で、星は空中にとどまったまま助け上げた子供の背を叩く。
すると子供は水を吐き出して大きくせき込んだ。
その様子を見ると子供はもう大丈夫のようだ。
思わずへたり込む村紗と一輪の横へと、気絶している子供を抱えたままの星がゆっくりと降り立つ。
その姿を見て二人は疑問に思う。
どうして星がここに居るのか。
どうして子供を助けられたのか。
いや、それよりもどうして―――――?

「星、どうして……」

思わず問いかける村紗と見つめてくる一輪に微笑みながら星は答えをかえす。

「私も微かですが悲鳴が聞こえたんです。二人よりも寺の奥にいたので駆けつけるのが遅くなってしまいましたが……」
「いや、そうじゃなくて……」
「あ、子供を助けられたのは私の能力ですよ。濁った水の中でも『財宝を探す程度の能力』があれば、簡単な事です。人の命以上の財宝なんてありませんからね」

腕の中に抱えた子供に柔らかな視線をそそぐ星を見て、村紗は問いかけるのをやめて口を閉ざす。
今、口を開くのは無粋である。
尊い命が助かったというこの時に、言葉は不要であり喜びを分かち合うべきなのである。
たとえ星がいつもは感じることのない慈愛という名の神威を輝くように放っていたとしても、その理由を聞くなんて野暮なまね、今はしてはならないのだ。
もちろん星が何故か聖のフリフリピンクエプロンを身につけ、川に飛び込んだ時に乗ったのであろう蛙を頭の蓮の花の上に乗せていたとしても、今は突っ込んではならないのである。

星の頭上でゲコっと鳴いた蛙の声を聞きながら村紗と一輪は思った。

今日の星は何故かかっこよかった、しかし星はやはりかっこ悪い、と。











その日の深夜、自室にて今日の出来事を振り返ってみた星が首をひねっていた。
おかしかった。なんとなくおかしかったのが自分でも分かった。

「カリスマは確かに上がったと思ったんですが……」

独り言をつぶやき、朝方永琳から貰って命蓮寺に帰った後一気飲みした薬のラベルをなんとはなしに見やる。




「あ」






















『八意の試してガってゐ! カリスマアガルノカー?』
~カリスマが上がります。反動もほとんどありません。
 ただしカリスマの上がり方は中途半端です。あとは本人の努力でどうにかして下さい~









以下後書き



   
ただしカリスマは尻から出る。


『あ、ありのままに今起きた事を話すぜ。一発ネタのつもりだったのにいつの間にか後日談が完成していたんだ! コメントに励まされたとか、コメントが嬉しかったとかそんなチャチなもんじゃ断じてねぇ。もっと恐ろしい創想話の片鱗をあじわったぜ……』

要は前作への暖かいコメントでやる気がマスタースパークして真っ黒焦げの続編が出来上がったという事です。豚もおだてりゃ木に登る、ぶぅぶぅ。
それではここまで読んで下さりありがとうございました。
それとこの話書いてる時…結構こがぬえって良くね?って思ったんだ。
こがぬえが俺の新境地ぃいいい!
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※これは下の方にある「今日の寅丸星はいつもと違う。」の続きです。
 そっちを先にみないと物語が分からないかもしれないです。




















「えぇと、つまりカリスマアガルンダ―がもっとたくさん欲しいと」
「その通りです」

永遠亭の一室で向かい合って座っているのは不老不死である天才薬師の永琳と、毘沙門天の代理である星だ。
永琳は面白そうな顔で星の事を見つめているが、星の方はこんにゃくのようなまじめな顔つきで真剣に願い出ている。
真面目な顔なのに威圧感が無いと言う意味だ、別に顔がふやけているわけではない念のため。

「あれさえあれば、私はダメ虎じゃなくなる事が出来るんです! 実際前に飲んだ時にはカリスマ虎で一日過ごせましたから!」
「そうねぇ。でもあの薬、カリスマが下がる反動がなかったかしら?」

永琳にそう聞かれた途端、押し黙る星。
口元を引き結び、何かに耐えるように体をフルフル震わせていたが、やがてゆっくりと口を開いた。

「…………えぇ、ありました。それはもう、後で思い返すと黒歴史のオンパレードだと感じるような出来事ばかりの一日が続きましたとも。聖の書物の上で墨をぶちまけたり、村紗のアンカーを自分のお腹の上に倒してみたり。挙句の果てに縁側でこけて弁慶の泣き所と鼻を強打し、転げ回った後に急いで説法の場所に行ってみれば信者さん方から『毘沙門天様、鼻血が!』と突っ込まれて……! 代理失格です! それだけじゃなくて他にも色々……あぁ、でも寝る前にナズーリンがガラガラを持ち出してべそをかく私をあやしてくれたのはちょっとだけ嬉しかっ……いえ、つまりそういう事です。反動はしっかりありました」

永琳が生温か~~い目をして星の事を見ているのに気付き、星は途中で話を切り上げる。
『いいのよ、全部分かっているから』という笑顔を前面に浮かべながら頷き永琳は腕を組む。
それこそ見る人が見れば、神か仏の再来だ、と言ってしまいそうな笑みである。
もちろん別角度から見る人が見れば、面白がっているとしか思えない、と言うだろうが。

「そう、じゃああの薬の事はよく知っているわけね。反動の恐ろしさもよくわかってる。なのになぜ欲しがるの?」
「あの薬の効力は一日で切れる。ならたくさん持って、毎日飲めば反動が来ないんじゃないかと思いまして」

星の理屈になるほど、と永琳が頷く。
なるほど、さすがは噂で聞き伝わっている毘沙門天の代理。
薬の事をよく知らないうえに、どこか抜けているとしか思えないうっかりさはさすがすぎる。

「残念だけど無理ね」
「なぜですか!?」
「薬っていうのは飲み続けると効果が現れにくくなっていくものなのよ。どんな薬でもね。もちろんカリスマアガルンダ―も例外ではないわよ、飲み続ければ効果は表れなくなっていく。それになにより」
「なにより?」
「そんな大量のカリスマアガルンダ―、永遠亭にないもの」

にっこりと言い切った永琳の前で、床に崩れ落ちて頭を抱える星。
その背中からは真っ黒いオーラが漂ってきて、ぶつぶつと「私はダメ虎……ダメ虎……」と呟いている。
正直怖い。落ち込みっぷりが半端ない。
このまま帰したら命蓮寺の星の保護者達から何を言われるか分かったものではない。

どうしようかと考え込む永琳の頭の中に、ふと閃くものがよぎった。

「ちょっと待って。………………あぁ、あったわ」

永琳は立ちあがり薬品の並ぶ棚をごそごそと捜索して、一つの瓶を持ち出してきた。

「これはカリスマアガルンダ―と違って、カリスマが上がるんだけど反動は少ない薬なの。試作品だからお代は結構よ。ただ注意して欲しいのが……」
「本当ですか!? ありがとうございます! ありがとうございます!」

よっぽどうれしかったのだろう、永琳の説明途中で星は瓶をもぎ取り目を輝かせながら大きな声で礼を言い、突風のように永琳の目の前から消え去っていった。

「……行っちゃった。肝心な部分の説明をしてないのに。ま、一応ラベル貼ってあるし大丈夫でしょ」

保護者さん達も大変ね、あれじゃあと思いながら永琳は苦笑を浮かべた。














「今日のお昼はオムライスにしようと思うの。二人ともお手伝いありがとうね」
「当然の事ですよ、聖」
「まぁ、暇だからね。これくらいは手伝うさ」

ピンクのフリフリエプロンをつけて台所の前に立っているのは聖で、その脇に星とナズーリンが控えている。

ここ、命蓮寺では聖たっての願いで食事の支度は当番制となっている。
星や村紗や一輪が聖にそんな事させるわけにはいかないと随分抵抗したのだが、聖に『私だって料理がしたいのよ』と上目遣いでお願いされ、三人とも撃沈した。
その後、自分で調達してきたらしいピンクのフリフリエプロンを装着し鼻歌まじりに料理をする聖の姿が度々目撃されている。
その姿を見て、合法的に可愛いエプロンを着けたいからああいう提案をしたのではないかと疑うものもいたが、真相のほどは定かではない。
誰が疑っているかって? その真相は皆の心の深層の中に。

「じゃあ先に中身のケチャップライスを作っちゃいましょう。星はこっちの野菜を洗って、ナズーリンはあっちのお米の用意をしてね」

言われたとおりに動き始める二人をみて、聖も自分で準備に取り掛かる。
その中でふと星が動きを止めた。

「あぁ、そういえば少し用事ができました。急いで行ってくるので、ナズーリン、聖の手伝いをよろしくお願いします」
「用事で出かける? 朝方にもご主人は竹林の方へ出かけたよね。何か忘れ物かい?」
「そういう訳ではありません。ご飯の用意が終わる前までには帰ってきますよ。申し訳ありません、聖。少し行ってきます」
「気にしないで、星。いってらっしゃい」

星は頷いて、いってきますと言うとそのままどこかへ出かけて行った。
そのまま料理を再開する聖とナズーリン。
お米を炊いて、野菜を切って、炊けたご飯と野菜をいためて味付けする。
さすがの熟練された手際で、聖とナズーリンはふんわりほわほわのケチャップライスを完成させた。

「さて、後は卵で包むだけね。ひの、ふの……あら!」
「どうしたんだい、聖」
「卵の数が足りないのよ。困ったわ、これじゃあ全員分のオムライスが出来ないわ」

ナズーリンは卵が入っている籠をみて、数をかぞえてみるが確かに卵の数が足りない。
卵が無いなら買ってくればいいじゃない!と言う人もいるかもしれないが、命蓮寺から人里までは結構あり今から行くとなるとケチャップライスが冷めてしまう。
卵が無いならこの場で産めばいいじゃない!という人の意見はもちろん論外である。
これは誰かにケチャップライスのままで我慢してもらうしかないかと、二人が話し合っていた時に、星の声が聞こえてきた。

「ただいま帰りました。よかった、間に合ったようですね、はい、これ卵です」

そういうと机の上に袋をどさっと置いた。

二人は固まった。がっちんがっちんに固まった。目の前の現実に驚きすぎた。

「どうしました、二人とも。そんなありえないものを見たような顔をして」
「あ、え、いえ、ちょっと……ところで星、その袋の中身って」
「ですから卵です。用意している時に気になって卵の数を数えてみたら人数分無かったので、急いで人里に行って買ってきたんですよ」

照れたように言う毘沙門天代理を見て、あり得ないという思いに取りつかれる聖とナズーリン。
星がそんなに気がきく訳がない。いつもだったら卵の数なんて全力スル―、聖に頼まれた事を全力でやって全力で失敗するのがオチだというのに。
それにあの出かける時のさりげなさは、今思い返すとまるで紳士のようではないか。
紳士なんて太陽と吸血鬼くらい星と縁遠く、かつ近づくのが難しい存在のはずだ。

「すみません、急いで行ってきたので少々汗をかきました。着替えてくるので、後の準備は任せていいですか? あ、それと皆もついでに呼んできます」

頭が全く働かない二人がかくかくと問われるままに頷くのを見て、星はにっこりとした笑みを残し自室へと向かって行った。
しばらくたった後に呆然としていた意識がようやく二人の元へ帰ってくる。

「ご主人は、どうしたっていうんだ……」
「……わからないわ、私にもさっぱり」

二人の混乱している頭と体は、現実から逃げるように料理の続きをしようと無意識のうちに星が持ち帰ってきた袋を開けた。

「あ」
「お」

袋の中をみて声をあげたあと、二人は目線を合わせて一つ大きく頷く。
文字通り飛ぶようにして急いで帰ってきたせいであろう、袋の中で軒並み全部つぶれている卵を見て聖とナズーリンは思った。

今日の星は何故か気がきいた、しかしやっぱり星は星だ、と。














「こういう所に種を仕込んどけば誰かが驚くかもしれないでしょ?」
「へぇ~、なるほど、やっぱり勉強になるなぁ」

命蓮寺の一角で正体不明の種をせっせとばら撒いているのはぬえと小傘である。
今日は小傘を相手に定期的に開かれる、『ぬえ先生の誰にでも出来る悪戯珍道中~ドキッ!種だらけの講習会、ポロリもあるよ!~』の真っ最中のようだ。
ちなみにポロリというのは正体不明の種を落とす擬音語だ。
決してやましい意味では無い。ないったらない。

「は~い、先生! この座布団に種を仕込んでみて、誰かを驚かせてみるっていうのはどうでしょうか」
「おぉ、いい案ね、生徒くん。じゃあ早速仕込んで様子を見てみましょ。しかし生徒くん、最近は思いつく悪戯のレベルも上がってきて先生は嬉しい限りだわ」
「そんな……わちきがここまでなれたのは、ぬえ先生の教えのおかげです! 人間の事を驚かせられる頻度も上がって来ているし感謝してもしきれません!」
「うんうん……こんなに慕ってくれる生徒をもてて私は幸せよ」
「せんせーーーーい!」

悪戯する予定の座布団の前でがっちり抱擁し合う二人。
何故か昼間だと言うのに背景が夕方になり、どこからともなく「仰げば尊し」が流れてくる。もちろん幻覚に幻聴だ。
どうやら悪戯が楽しすぎてテンションが天井をぶち破ってどっかに行ってしまったようである。
しばらくそのままだった二人だが、やがて抱擁をとくと座布団の方へ向き直る。

「さて、では生徒くんが思いついた悪戯を実行してみましょ」
「はい先生!」

「二人ともこんな所で何してるんですか?」

いきなり後ろから肩に手がおかれ、聞こえてきた声にぬえと小傘は飛びあがって驚いた。
だがぬえはこういう場面にすぐに冷静さを取り戻す事が出来る場数を踏んでいるので、あっというまに飛び跳ねた心臓を落ちつけ状況の分析を始めた。
①今後ろから聞こえてきた声は星だ。
②大丈夫、どうやら事前の会話は聞かれていない。
③それに星であったのなら簡単にコロリと騙せる。
以上、思考秒数1.4秒の早業である。
さらにこういう時焦るとロクな事がないのも経験を通じて知っていたため、ぬえはそのままでゆっくりと、努めてゆっくりとした口調で話し始める。

「何って、ほら、座布団運びよ。私たちはこれから聖の説法を聞きに来る信者さん方のために座布団の準備をしようと思ってね。今日は是非ともいい事をしたい気分なのよ。ねぇ、小傘?」
「え、え、あ、う、うん! そうそう、わちきもたまにはいい事しようと思って……」
「ほぅ、そうですか。それはいい心がけですね。では折角ですから二人には座布団運びを全部終わらせて頂きましょうか。お昼の聖の特製オムライス、冷めてしまうかもしれませんが。でもそんなにやる気なら仕方ありませんよね」

ぐっと言葉に詰まる二人。
聖の特製オムライスといえば命蓮寺で人気ご飯のツートップの肩割れである。
ぬえはもちろんのこと、小傘も人の驚きを糧にしているとはいえ、普通に食事をとる事が出来るし味も分かるし命蓮寺でたまに食べるご飯をとても楽しみにしている節があるため、聖特製オムライスなんて言われたら、そりゃもう生唾もんである。
しかし、今、星に対して反論できない。
背後から感じる見えない威圧感のようなものがあり、これ以上の言い訳を許そうとしないのだ。
ゆっくりとほほを流れる汗を感じながら、ぬえは肉食獣に首根っこを掴まれているような錯覚を起こし、小傘に至っては小刻みに体を震わせている。
そんなはずはない、背後に居るのはあの子猫のような寅丸星であるはずなのに。

「では二人とも準備をよろしくお願いします。急いでやればお昼に間に合うかもしれませんよ」

そういって星はぬえと小傘の肩から手を離した。
二人は恐る恐る背後を見やる。
星は部屋の出口に向かって立ち去りかけていたが、ふと思い返したように二人の方をふりむいた。

「そうそう、悪戯も程々にしといた方がいいですよ。御仏はいつでも見守っているのですから」

口元からちろりと犬歯をのぞかせて軽やかに笑いそのまま出ていく星を、ポカンと見送るぬえと小傘。
最後の口ぶりからすると、いつもの簡単にだまされる星とは違い、最初から罰を与えるつもりで会話を誘導していたようである。
そんな器用な事、星ができるはずはない。
出来るはずはないのだが、あれは紛れもない本物の星だ。偽物ではない。
先程正体不明の種を植え付けた聖のフリフリピンクエプロンをいつもの服の上に着ていた星の姿を思い出してぬえと小傘は思った。

今日の星は何故か怖かった、しかし悪戯に引っかかるのはいつもと変わらない、と。













「あぁもう! どこに居るの!? さっぱり分かんないよ!」
「落ち着いて、村紗。焦ってもいい事はないわ。でも本当にどこなのかしら……!」

川の中に膝までつかり村紗と一輪が、血眼になって何かを探している。

命蓮寺のすぐ近くには大き目の川が流れていて魚釣りや水遊びを行う事が出来るため、説法を聞きに来た親と一緒に命蓮寺にやってきた子供が、説法の間この川で遊ぶ事がある。
しかしこの川、流れは穏やかであるのだが浅い部分が一気に深くなるような川底の形をしているため、川の中に入るのは危険だ。
だからもし川で遊ぶ場合はその時に手の空いている命蓮寺のメンバーの誰かが、常に子供達のそばに居る事になっている。

だが今日はどうやら子供が勝手に川で遊んでいた。
おそらく命蓮寺に来るのが初めてで、川が危険な事を知らなかったのだろう。
一人で遊んでいてそのまま足を滑らせるかなにかして、川の中に落ちてしまったようである。
村紗と一輪はその時の悲鳴と水がはねる音を耳にして急いで川へとやってきたのだ。
二人が駆け付けてきたときには子供はすでに水の中に沈んでしまっており、どこに居るのか見つける事が出来ない。
おりしも昨日の夜降り続いた雨のせいで、川の水がやや濁りそれも発見を難しくしている要因だ。

「どうしよう、どうしよう……私泳げないし……あ! そうだ、雲山は!?」
「雲山は気体よ、水の中には入れないわ。それにもし潜ってもこの濁り方だと、どこにいるかを見つけるのはほぼ不可能よ……っ!」
「そんなっ!」

絶望を顔に浮かべる村紗と、こぶしを握り締めて歯を食いしばっている一輪。
子供が沈んでしまってから時間が立ってきているので、このままでは子供の命が危ない。
しかしどうせよというのだ。

と、無力感に打ちひしがれる二人のそばを何かが飛んでいき、勢いよく水の中に飛び込んだ。

「な、あれは!?」
「星!?」

一瞬しか見えなかったが、水をはね上げて水中へと潜ったのは確かに星である。
なんだって星が急に…、と混乱に陥る二人であったがそのまま星が水の中から出てこないのをみて徐々に焦りだす。

「ね、ねぇ、一輪、星って泳げたっけ?」
「わ、わかんないわ……まさか星まで!?」

悪い想像をして顔が一層青白くなってく二人の目の前で、いきなり水中から星が何かを抱えて飛び出してくる。
どうやら抱えているのは溺れていた子供の様で、星は空中にとどまったまま助け上げた子供の背を叩く。
すると子供は水を吐き出して大きくせき込んだ。
その様子を見ると子供はもう大丈夫のようだ。
思わずへたり込む村紗と一輪の横へと、気絶している子供を抱えたままの星がゆっくりと降り立つ。
その姿を見て二人は疑問に思う。
どうして星がここに居るのか。
どうして子供を助けられたのか。
いや、それよりもどうして―――――?

「星、どうして……」

思わず問いかける村紗と見つめてくる一輪に微笑みながら星は答えをかえす。

「私も微かですが悲鳴が聞こえたんです。二人よりも寺の奥にいたので駆けつけるのが遅くなってしまいましたが……」
「いや、そうじゃなくて……」
「あ、子供を助けられたのは私の能力ですよ。濁った水の中でも『財宝を探す程度の能力』があれば、簡単な事です。人の命以上の財宝なんてありませんからね」

腕の中に抱えた子供に柔らかな視線をそそぐ星を見て、村紗は問いかけるのをやめて口を閉ざす。
今、口を開くのは無粋である。
尊い命が助かったというこの時に、言葉は不要であり喜びを分かち合うべきなのである。
たとえ星がいつもは感じることのない慈愛という名の神威を輝くように放っていたとしても、その理由を聞くなんて野暮なまね、今はしてはならないのだ。
もちろん星が何故か聖のフリフリピンクエプロンを身につけ、川に飛び込んだ時に乗ったのであろう蛙を頭の蓮の花の上に乗せていたとしても、今は突っ込んではならないのである。

星の頭上でゲコっと鳴いた蛙の声を聞きながら村紗と一輪は思った。

今日の星は何故かかっこよかった、しかし星はやはりかっこ悪い、と。











その日の深夜、自室にて今日の出来事を振り返ってみた星が首をひねっていた。
おかしかった。なんとなくおかしかったのが自分でも分かった。

「カリスマは確かに上がったと思ったんですが……」

独り言をつぶやき、朝方永琳から貰って命蓮寺に帰った後一気飲みした薬のラベルをなんとはなしに見やる。




「あ」






















『八意の試してガってゐ! カリスマアガルノカー?』
~カリスマが上がります。反動もほとんどありません。
 ただしカリスマの上がり方は中途半端です。あとは本人の努力でどうにかして下さい~









以下後書き



   
ただしカリスマは尻から出る。


『あ、ありのままに今起きた事を話すぜ。一発ネタのつもりだったのにいつの間にか後日談が完成していたんだ! コメントに励まされたとか、コメントが嬉しかったとかそんなチャチなもんじゃ断じてねぇ。もっと恐ろしい創想話の片鱗をあじわったぜ……』

要は前作への暖かいコメントでやる気がマスタースパークして真っ黒焦げの続編が出来上がったという事です。豚もおだてりゃ木に登る、ぶぅぶぅ。
それではここまで読んで下さりありがとうございました。
それとこの話書いてる時…結構こがぬえって良くね?って思ったんだ。
こがぬえが俺の新境地ぃいいい!
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【2010/04/29 19:49】 | SS
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